この記事でできること

  • Shopify のテーマ選定を、AIとの相談で 候補3つまで絞る
  • トップ → 商品 → カート → チェックアウトの導線を、買える形になるまで仮組みする
  • スマホ表示とナビゲーションの最低限チェックを自分で終える

だれ向けか

前回 でトライアルの地図を把握した人向けです。「テーマが多すぎて選べない」「デザインに時間を溶かす」を避けたい個人事業・副業スタート層を想定しています。

結論:テーマは「ブランド完成」ではなく「買える骨格」

テーマ選びで失敗しやすいのは、見た目の好みだけで決めることです。AI時代の進め方は逆です。

  1. 誰向けの店かを1文で言う
  2. AIに候補テーマと理由を出させる
  3. 1つ選んで、導線だけ通す
  4. スマホで「買えるか」確認する
  5. デザインの微調整は後回し

完璧な色やフォントは、商品と特商法が揃ってからで十分です。

買える導線を先に通すイメージ

手順1:誰向けかを1文にする

Claude などに、次を投げます。

私は[業種]で[商品カテゴリ]を売る。[ターゲット]向け。
トーンは[例: 落ち着いた / 元気 / 高級感]。
Shopifyテーマを選ぶ前に、ストアの「誰向けか」を1文で言って。
その1文から外れるテーマは却下する基準も書いて。

出てきた1文を、ストア設定のメモ欄か Notion に保存します。これがテーマ選定の物差しになります。

手順2:テーマ候補をAIに絞らせる

管理画面のテーマストアを開きながら、AIにこう聞きます。

前提: [手順1の1文]
無料トライアル中。カスタムコードは極力書かない。
候補テーマを3つまで。各テーマについて
- 合う理由(1〜2行)
- 合わないリスク
- 最初に触るべきセクション(トップのどこ)
を日本語で。

AIに任せてよいこと

  • 候補の比較表・優先順位
  • トップページのセクション順案
  • ナビのラベル案(ホーム / 商品 / 会社情報 / お問い合わせ など)

自分で確認すること

  • 実際にプレビューして違和感がないか
  • 有料テーマを買う前に、無料/試用で足りないか
  • 日本語フォント・縦長スマホでの崩れ

料金やライセンス条件はテーマごとに違うので、公式の表示を正とし、AIの金額断定は信じないでください。テンプレートとセクションの考え方はテーマのテンプレート(公式)を参照してください。

手順3:導線を「買える形」にする

テーマを1つ適用したら、次のルートだけ通します。

順番ページ最低限の確認
1トップメインCTA(商品へ)が見える
2コレクション(一覧)商品カードが並ぶ
3商品詳細価格・カートボタンがある
4カート数量変更・チェックアウトへ進める
5チェックアウトテスト注文まで(または下書き商品で)

商品がまだ無くても、ダミー商品1点で十分です。見た目の作り込みより、この5段が途切れないことが先です。

Claude への投げ方(導線)

Shopifyテーマ適用直後。
トップ→一覧→商品→カート→チェックアウトの導線チェックリストを、
スマホ前提で10項目以内にして。
各項目は「見る場所」と「OK条件」を短く。
スマホで買えるか確認するイメージ

手順4:ナビとフッターの最低限

導線が通ったら、次だけ置きます。

  • ヘッダー: ロゴ、商品一覧、お問い合わせ(または会社情報)
  • フッター: 特商法・プライバシー・返品の置き場(中身は次々回で厚くする)

法務ページの本文は、まだ仮でも構いません。リンクが死んでいないことがこの記事のゴールです。中身の正確性はシリーズの「決済・配送・法務」で扱います。

手順5:30分で止めるルール

テーマ作業は終わりが見えません。次のどれかで打ち切ります。

  • ダミー商品でカートまで進めた
  • スマホ実機(またはレスポンシブ)でCTAが親指の届く位置にある
  • 「誰向けか」1文とナビが矛盾していない

それ以上のカラー調整・アニメーション・アプリ追加は、商品説明と法務のあとに回します。

やってはいけないこと

  • テーマを毎日入れ替えて進捗ゼロにすること
  • AIが出したテーマ名を、ストアで確認せず導入すること
  • カスタムCSS・有料アプリを最初から大量導入すること
  • 特商法ページへのリンクを後回しにしたまま公開すること

参照(公式・一次情報)

テーマ名・料金・画面ラベルは変更されうるため、作業前は公式を正としてください。

次のステップ(シリーズ内)

  1. 無料トライアルから有料までの地図(前回)
  2. テーマと導線(本記事)
  3. 商品説明文をAIで量産しつつトーンを崩さない方法(次回)
  4. 決済・配送・法務表記のチェックリスト
  5. ShopifyにGA4をつなぐ(最低限)

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