この記事でできること

  • 見積もり・相談に送る依頼文を5項目に揃える
  • 長い経緯を本文から外し、決める材料だけ残す
  • 診断前の3行メモとの違いを分かったうえで送る

だれ向けか

サイト制作・計測・改修の見積もりや相談を送る個人・小規模事業向けです。入札仕様書の全文や法務レビュー、料金表の保証は扱いません。料金・日数・画面のラベルは変わりうるので、送る直前は無料見積もり/診断お問い合わせの案内を正としてください。短い事前メモは診断前の3行、相談に切り替える合図は相談のタイミング側です。

結論:依頼文は決める材料にする

失敗しやすいのは、「見積もりお願いします」だけ送ることと、経緯の長文をそのまま貼ることです。前者は範囲が取れず、後者は焦点がぼけて往復が増えます。「全部見てほしい」も、読む側が何を決めればよいか分かりません。

合格の目安は、次の5項目が短く埋まっていることです。個人情報や顧客の生データは入れません。診断ツールの表示は現状の手がかりであり、確定見積もりではありません。

  1. 対象URL
  2. やりたいこと1文(動詞つき)
  3. 現状
  4. 期限感(いつまでに決めたい/使いたいか。納期保証の要求ではない)
  5. 決めたいこと

診断前3行(URL/困りごと/決めたいこと)の拡張版です。依頼文では「やりたいこと」と「期限感」を足し、範囲の芯を先に固定します。

5項目の型(表)

#項目書くこと
1対象URLサイト/店のトップ、または問題のページhttps://example.com/
2やりたいこと1文動詞つきの範囲の芯LPの購入計測を直したい
3現状いま困っていること/あるもの管理画面の件数と合わない
4期限感いつまでに決めたい/使いたいか来月キャンペーン前に範囲を決めたい
5決めたいこと見積の範囲か、自作と依頼の切り分けなど自作範囲と依頼範囲を分けたい

長くしないのがコツです。過去の経緯・社内の事情・スクリーンショットの山は別メモに置き、本文には載せません。予算の「感」があるなら現状か決めたいことに1語足す程度で十分です。金額の相場断定や、納期保証の要求は書きません。診断だけ先に済ませたいときは診断前の3行で足りることが多く、見積もりや依頼範囲を決める段階でこの5項目に広げます。

役割: 見積もり依頼文の整理アシスタント
口頭メモ: [雑な説明・経緯]
制約:
- 出力は5項目だけ(各1〜2文)
- 料金・相場・納期保証・原因の断定を作らない
- URLが無ければ「URL未共有」と明示
- 個人情報・顧客データを出力に入れない
見積もり依頼文の5項目をメモ帳に短く書き出すシーン

手順(25分)

1. 5項目の空欄を作る(5分)

上の表をメモ帳かメール下書きにコピーします。空欄のまま「お願いします」を送らないことがゴールです。すでに診断前3行がある人は、1・3・5に流用し、2と4を足します。長い口頭メモがあるときは、上のプロンプトで5項目だけに圧縮します。

2. URLとやりたいことから埋める(10分)

先にURLをブラウザから貼ります。ShopifyとWordPressが混在する場合は、どちら側かを1行目に明示します。次にやりたいことを1文にします。「改善したい」だけでは弱いので、「購入イベントを合わせたい」「トップの導線を作り直したい」など動詞を入れます。そのあと現状・期限感・決めたいことを短く足します。期限感は「いつまでに答えが欲しい/いつ使いたいか」であり、相手への納期保証の要求ではありません。

3. 送る場所に貼る(10分)

サイトの無料見積もり・診断を使うなら、質問に答えつつ5項目を横に置きます(画面の設問名・料金表示はページを正とします)。フォームやメールならお問い合わせに5項目を本文へコピーします。コラムからの軽い相談導線はCTA側です。送ったあとに分かったことがあれば、1行だけ追記しておき、次の往復で同じ説明を繰り返さないようにします。依頼する/しないの判断は相談のタイミングと照らし合わせてください。

5項目を見積もり・お問い合わせの本文に貼り付けて送るシーン

チェックリスト

  • 対象URLがある(または「URL未共有」と書いてある)
  • やりたいことが1文で、動詞がある
  • 現状が短く書いてある
  • 期限感がある(納期保証の要求になっていない)
  • 決めたいことがある(「全部見て」だけになっていない)
  • 個人情報・顧客の生データが入っていない
  • 長い経緯は別メモにあり、本文が5項目中心になっている

やってはいけないこと

  • URLなしで「見積もりお願いします」だけ送ること
  • 「全部見てほしい」だけで範囲を曖昧にすること
  • 経緯の長文だけ貼り、決めたいことが無いこと
  • 料金・相場・納期を断定で求めたり、断定回答を期待したりすること
  • 顧客の個人情報や生データを依頼文に貼ること
  • 診断画面の表示を、確定見積もりや最終仕様だと思い込むこと

参照(公式・一次情報)

この記事は依頼文の型です。料金・メニュー・受付の表示はサイト側を正とし、記事では断定しません。

やりたいことが計測の切り分けのときだけ、作業時に次も確認してください(依頼文そのものには貼らなくて構いません)。

次のステップ

今日やるのは「5項目を埋めて送る」だけです。短い事前メモから始めるなら診断前の3行、送る場所は無料見積もり・診断お問い合わせ、進める/止めるの判断は相談のタイミングへ。