この記事でできること
- 「何枚あれば公開してよいか」の最低ラインを決める
- AI生成・加工を使ってよい範囲と、使ってはいけない範囲を切り分ける
- 返品・クレームを増やす写真ミスを事前に潰す
だれ向けか
商品は手元にあるが、撮影環境が弱い個人事業・ハンドメイド・小規模EC向けです。プロ撮影にすぐ出せない前提で、「まず恥ずかしくないライン」を定義します。すでに大量SKUがある人は「最低セット」と「やってはいけないこと」だけ先に読んでください。
結論:実物写真が主。AIは背景とバリエーション案まで
買う人は実物の質感・サイズ感・色を見に来ます。AI画像は魅力的でも、実物と違う瞬間に信頼が壊れます。原則は次のとおりです。
| 役割 | 実物写真 | AI |
|---|---|---|
| 正面・詳細・使用イメージ | 必須 | 下書き案のみ可 |
| 背景の整理・明るさ調整 | 軽い加工可 | 過度な美化は不可 |
| 「こんな使い方」の情景 | 実物があれば実物優先 | 実物無しの情景は掲載しないか「イメージ」明示 |
| 素材・サイズの見た目 | 事実と一致必須 | 生成で「大きく/高級に」見せない |
料金プランやテーマの画像要件は変更されうるため、アップロード制限・推奨サイズは管理画面または公式ヘルプで確認してください。
最低枚数(SKUあたり)
公開の最低セットは3枚です。余裕があれば5枚。
- 正面(商品全体が分かる)
- 詳細(素材・縫製・端子・印字など「触りたい部分」)
- 使用/スケール(手・デスク・定規などサイズが分かるもの)
色違いやサイズ違いがある場合は、色ごとに正面1枚を追加します。バリエーションを1枚で済ませると「届いた色が違う」クレームの温床になります。
チェックリスト(撮影前)
- 背景は無地 or 生活感のどちらかに統一(混在させない)
- 同じ光源(昼光 or 固定ライト)で揃える
- スマホなら縦横比を商品カードで切られない構図にする
- 値札・メモ・私物が写り込んでいない
- 素材名・サイズ表記と写真の見た目が矛盾しない
AI補完の境界(ここが本題)
やってよいこと
- 構図のラフ案を出させる(実写の参考)
- 背景のゴミ取り・傾き補正など事実を変えない加工の手順整理
- 撮影チェックリストやライティング案の作成
- 「どのカットが欠けているか」のレビュー
商品: [名前]
素材・サイズ・色: [事実]
今ある写真の説明: [正面/詳細/使用]
足りないカットと、AIで作ってはいけない理由を一覧にして。
実物と異なる見た目の提案は禁止。
やってはいけないこと(クレーム直結)
- 実物に無い光沢・高級感・大きさを生成で足す
- 他社商品やストック写真を「自社商品」として使う
- モデルの肌・体型を極端に加工して世界観だけ盛る(化粧品・服は特に注意)
- 「AIイメージ」と書かずに生成画像をメインビジュアルにする
法律・景品表示の最終判断は本記事の範囲外です。不安な表現は顧問や公式ガイドライン側で確認してください。
公開前の15分レビュー
自分宛にテスト注文する前でも、商品ページだけ開いて次を確認します。
- サムネ(1枚目)だけで「何の商品か」分かるか
- 詳細写真を見ずに購入した人が、サイズで後悔しそうか
- 説明文の素材・寸法と写真が矛盾していないか
- AIっぽい不自然さ(指・文字・継ぎ目)が無いか
1つでも「怪しい」があれば、そのカットは落とすか撮り直します。無いより、誤った写真の方が致命傷です。
参照(公式・一次情報)
画面名・アップロード制限・推奨サイズは変更されうるため、作業前は公式を正としてください。
- Shopify:商品メディア — 商品画像の追加・管理の公式入口
- Shopify:商品 — 商品情報全体の公式概要
- 消費者庁:景品表示法 — 誇大・誤認表示を避ける一次情報
次のステップ(シリーズ内)
写真の最低ラインが守れたら、文言のトーン管理に進んでください。
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